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素材コラム第五弾: 「ビーガンレザーはもう古い!?非石油ベース素材フリーダムレザー」

フリーダムレザーとは?

ビーガンアパレル市場で一般的に素材として利用されるのは、PVC(ビニール)およびポリウレタン(PU)コーティング生地の「ヴィーガンレザー」ですが、Alexandra Kが開発した「Freedom-Leather(フリーダムレザー)」は、従来のビーガンレザーに代わる環境にやさしい新素材として注目を集めています。

素材の特徴

 フリーダムレザーは、100%シリコンで作られており、非石油ベースの材料です。シリコンは、一般的な元素の一つ「ケイ素(珪素)」であり、石英砂からできています。環境への負担が少ないだけでなく、 PUやPVCと比較して、生産に必要な水、原料、および電力が少なくて済みます。

安心、安全

フリーダムレザーは、PVCおよびPUフリーです。 可塑剤、フタル酸エステル、重金属(水銀を含む)、またはビスフェノールA(BPA)は使用していません。製造中に溶剤を使用しないため、VOC排出量が非常に低くなります。また、ISO 9001に準拠した1つの施設で、最初の原料から完成した布地まで製造されます。同じシリコン素材を使用して、哺乳瓶の乳首を作ることができます。これは、その安全性と非毒性の証です。

・RoHS、REACH、California Prop 65、およびCAL01350に準拠。

・国際および国内の環境プログラムの対象:LEED v4、Green Globes、BREEAM、BREEAM International、Living Building Challenge、CHPS、UP EPA Federal Purchasing。

・Healthier Hospitals Initiative: 抗マイクロブライアル剤、ホルムアルデヒド、PFC、PVC、または難燃剤は含まれていません。

フリーダムレザーの利点

耐久性と耐摩耗性に優れた素材は、100,000回以上のWyzenbeekダブル摩擦、130,000回以上のMartindale摩擦、3000回以上のテーバー摩擦試験に合格しています。 汚れに強く、ワイン、コーヒー、デニム染料、口紅、インクなどを簡単にクリーニングできます。ひび割れのない温度耐性(-40°C(-40華氏)から70°C(158華氏)まで)と高い湿度老化耐性(「ジャングル実験(湿度95%、70°C(華氏158度)」)で70日もの間合格しました。また、 耐塩水性(塩水噴霧試験)、耐光老化性、UV安定性耐光性、低刺激性 、ビーガン、リサイクル可能、環境にやさしいなど様々な利点があります。

まとめ

フリーダムレザーは、 非溶剤生産技術とPVCまたはPUを使わないことにより、従来の素材よりもはるかに安全で健康的です。  また、 PVCとは異なり、製造プロセスで塩素を使用しないため、VOC放出(揮発性有機化合物)は一生漏れ出しません。Alexandra Kは、未来を見据え責任を持った素材開発に取り組み、より高い水準で誰でも安全に使用できる素材を生み出しました。従来のヴィーガンやエシカルファッションは、見た目や機能性、そして環境コストの両立は大きな課題でしたが、「フリーダムレザー」はこの根本的な問題を解決できる待望の新素材なのかもしれません。

ブランド紹介 「Alexandra K」

ブランド紹介「Rombaut」

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