はじめまして、LOVST TOKYOでインターンをしているここあです。私は普段、LOVST TOKYOではPRやイベント業務のお手伝いをしています。今回なんと、インターン生の企画が採用され、新作「アップルリュック」のリリース記念イベントを開催することになりました! この記事では、イベント実現までの軌跡をレポートでお届けします。

インターンのここあです!
ヴィーガンをよく知らなかった私が「LOVST TOKYO」で働き始めた理由

まずは軽く私の自己紹介をさせてください。改めまして、インターン生のここあです。現在大学2年生で、早稲田大学・政治経済学部に通っています。趣味は舞台鑑賞で、多い時は月に10回ほど劇場へ足を運ぶこともあります。

普段は菜食をベースとした「フレキシタリアン」な生活を送っていますが、1年前まで私はヴィーガンという言葉の意味さえ、深く理解していませんでした。そんな私がなぜLOVST TOKYOでインターンを始めたのか。それは、新型コロナウイルスの影響により、急に手にした100日以上の超ロングバケーションがきっかけでした。

自宅でゆっくりとした時間を過ごす中で、「大学へ行ったらどんなことに挑戦しようか」「そもそも、自分は将来どんな仕事がしたいんだろうか」と、色々考えながらネットで検索を繰り返していた時に、たまたま「ヴィーガン」という言葉が目に入りました。

なぜか興味を惹かれてヴィーガンについて調べていくと、ヴィーガンの人がなぜ菜食主義のライフスタイルを送っているのか、動物愛護や環境問題との関係性など、その理由や考え方にとても衝撃を受けました。なぜなら、自分の理想とする将来像とピタリと一致するような気がしたんです。

加えて、私は幼い頃から多くの食物アレルギーを持っていたことが原因で、ずっと周囲に迷惑をかけていると感じてきました。しかし、ヴィーガンの食生活は食べられないものが多くあっても、環境や動物の幸せに繋がっている。食べられないことにネガティブな気持ちを抱えている私にとって、ヴィーガンのマインドはとても魅力的に映りました。

以来私はフレキシタリアンとなり、菜食中心の生活を送る中で、「いつかヴィーガンに関連した企業でインターン生として働いてみたい」という気持ちが芽生えました。そんな時に、「LOVST TOKYO」のアシュリーさんと出会い、ご縁があってインターンとして働き始めることができたんです!

1人のインターン生が提案したイベントが実現!

インターンとしての最初の仕事は、新作発売を記念したアップルレザーの魅力を伝えるイベントを企画することでした。ミーティングを重ねて企画案を練っていく中で、なんと同じインターン生のすみれさんのアイデアが採用されることになりました。

それは、廃棄りんごをアップサイクルした「アップルレザー」を使ったクラフト体験教室。イベント参加者の方にアップルレザーの柔らかな手触りを感じていただきながら、素材の良さを知っていただくことが狙いです。

同じインターン生のアイデアが採用されたことが素直に嬉しかったですし、学生が発案した企画を採用してくださるLOVST TOKYOは、とても素敵なブランドだなと改めて思いました。

仕事が図工の時間に!? 初めてのレザークラフト体験

クラフト体験教室では、初心者さんでも簡単に挑戦できる「キーチャーム」を作ることに。イベント当日は、私たちLOVST TOKYOのメンバーがイベント参加者の方に作り方を指導することになったので、その準備のためにレザーのクラフト教室に通うことにしました!

レザークラフト体験教室に通ったイベントチームのメンバーで

クラフト教室では、レザーの切り方から縫い方まで、レザークラフトに必要な全ての工程を学びました。レザーから何かを作ることは初めての経験だったので最初は苦戦しましたが、一つひとつの工程が新鮮で面白く、毎回時間を忘れて作業に夢中になってしまいました(笑)

レザークラフトを実際にやってみて一番印象に残っているのは、「コバ塗り」と呼ばれる工程です。これは、写真のような先端にコロコロのついた道具で、レザーの縁の切りっぱなしの部分を隠して見た目を良くする作業のこと。

キーチャームを作っている様子

しかし、市場に出回っている全てのレザー製品には施されていないのだとか。そもそも、縁の部分が織り込まれて見えないようになっているデザインもあるようで、ブランド品のバッグによく見られるつくりみたいです。

普段、レザー製品がどんな風につくられているか意識したことがなかったので、今までにない発見がありとても面白く感じました!

レザークラフト教室のために用意したキーチャームの素材

そして今回、イベント参加者の皆さんにつくっていただくキーチャームのデザインがコチラ! 針と糸を使って塗ったり、コバ塗りをしたりするだけで簡単に完成できるように準備しました。

出来上がったものはそのまま持ち帰ることができるので、ぜひご自宅や自転車の鍵などをつけて使っていただけたら嬉しいです。

まずは知ってみて、作ってみて、アップルレザーの良さを体感して欲しい

ちなみに今回開催するイベントは、ブランドコンセプトである「Follow forms.(まずは知ってみる、使ってみる、作ってみる)」がアイデアのベースになっています。

廃棄りんご由来のアップルレザーは、アニマルフリーで環境にも配慮した新素材です。持続可能な社会の実現に向けて急速なライフスタイルの変化が求められている今、合成皮革や人工皮革に変わる新しい選択肢の魅力をまずは知って欲しい、使ってみて欲しいという、私たちのささやかな願いがブランドコンセプトには込められています。アップルレザーのクラフト体験イベントは正に、ブランドコンセプトを体現したものになっていると思います。

そして今回、イベント準備のためにクラフト教室に通ってみて、改めてアップルレザーは優れた素材であることを実感できました。動物性レザーに劣らない手触りの良さ、そして軽くて耐久性にも優れていることなど…ぜひ参加者の皆さんにも、キーチャームを作りながらアップルレザーの魅力を肌で感じていただけたら嬉しいです。会場でお会いできるのを楽しみにしています!

※今回のイベントは新型コロナウイルス感染症対策のため、招待制とさせていただいております。そのため、イベント詳細の企画の記載は控えさせていただきます。ご理解をいただけますと幸いです。

■クラファン第二弾「アップルリュック」の予約販売開始が7月24日(土)スタート!