\ LOVST TOKYO のスタッフが気ままに運営しています /

より多くの保護犬・保護猫を守るために、「Panel for Life (命のパネル)」

目次

Panel for Life (命のパネル)について

人間を含めお互いの命が共存・共生し、調和する社会の実現を目指し、滝川クリステルさんが代表理事を勤める一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブル)は、2020年までにアニマル・ウェルフェアに則った犬猫の殺処分をゼロにすることを目標に滝川クリステルさんが設立しました。

『Panel for Life (命のパネル)』は、等身大の犬猫パネルを様々な場所に設置することにより、より多くの方に保護犬・猫の存在を知っていただき、新しい家族に迎え入れる機会を増やすことを目的にした画期的な取り組みです。

この犬猫パネルにはQRコードがついており、スマートフォンで読み取ると、専用HPにリンクし、保護犬・猫の情報が閲覧できる仕組みになっています。

 

アニマル・ウェルフェアについて

同団体が掲げているニマルウェルフェア(Animal Welfare、動物福祉)は、人間の管理下にある動物が、基本的なニーズを満たして生きる環境を整えることです。

その基準として国際的に認められているのが、イギリスで提唱された次の「5つの自由(The Five Freedoms)」です。

①飢えや渇きからの自由(Freedom from Hunger and Thirst)
健康維持のために適切な食事と水を与えること。

②痛み、負傷、病気からの自由(Freedom from Pain, Injury and Disease)
怪我や病気から守り、病気の場合には十分な獣医医療を施すこと。

③恐怖や抑圧からの自由(Freedom from Fear and Distress)
過度なストレスとなる恐怖や抑圧を与えず、それらから守ること。
動物も痛みや苦痛を感じるという立場から肉体的な負担だけでなく精神的な負担もできうる限り避けること。

④不快からの自由(Freedom from Discomfort)
温度、湿度、照度、など、それぞれの動物にとって快適な環境を用意すること。

⑤自然な行動をする自由(Freedom to Express Normal Behavior)
各々の動物種の生態・習性に従った自然な行動が行えるようにすること。
群れで生活する動物は同種の仲間の存在が必要。

出典:農林水産省Webサイト(http://www.maff.go.jp/j/chikusan/sinko/pdf/layer.pdf

また、『Panel for Life (命のパネル)』は、別所哲也さんやローラさんがサポーターとして支援しています。

Panel for Life メインムービー

 

殺処分の現実

皆さんは、年間どれほどの数の犬猫が殺処分になっているかご存知でしょうか。

なんとその数、3万8,444匹にも及びます。(平成30年度)

毎日105匹の命がとても安楽死とはいえない状況でなくなっているのです。

その数は、行政と民間団体の協力により年々減少傾向にありますが、まだまだたくさんのワンチャン、猫ちゃんがペットショップで売れ残ったり、飼い主に捨てられたりして次の里親や保護先が見つからなかった場合に、保健所での殺処分されてます。

つまり、動物を保護するキャパシティを増やすこととそこからの出口(責任を持って引き受けてくれる飼い主を増やす)ことが非常に重要になってきます。


Panel for Life の活動を応援

弊社でもPanel for Lifeの活動に強く共感し、以前白金台あったショールームにパネルを置かせていただきました。

また、7月より新しい活動拠点となるアトリエにも新しいパネルを設置予定です。

微力ですが、この素晴らしい取り組みに協力できることを大変光栄に思います。

殺処分の現実

パネルの詳細はこちらから→https://www.panel-for-life.org/


動物と暮らすということ

私自身、物心付いた時から団地の迷い猫だった猫(リーコ)と暮らしてきました。今思い返すと、両親が共働きで帰りが遅く、日々寂しい思いをしていましたが、リーコのおかげでなんとか乗り越えることできていたのかもしれません。

その後、一軒家に引っ越してからは、子犬のララを譲り受け、リーコと共に楽しく暮らしていました。現在リーコとララはいませんが、実家に帰ると新しい家族のミュウ(猫)とムック(犬)が暖かく出迎えてくれます。

動物と暮らすことは簡単なことではありません。また、時にはやむを得ない事情で、苦渋の決断を強いられることもあると思います。ただ、いつだって彼らの権利や命を尊重することはとても大切なことだと思います。

なぜなら僕自身、動物から多くのことを学び、共に幸せや喜びを分かち合うことで成長できたと実感しているからです。また、私にとってネコちゃんとワンちゃんは、より身近で特別な存在でした。

より多くの保護犬・保護猫を守るために、Panel for Life (命のパネル)

LOVST TOKYO 唐沢海斗

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

海斗@林檎の人のアバター 海斗@林檎の人 LOVST TOKYO代表

1991年⽣まれ。栃⽊県出⾝。「ヴィーガン」を受け入れられなかった自分の原体験から、LOVST TOKYO(ラヴィストトーキョー)を創業。ファッションの力で多様な価値観の浸透と「畜産業」由来の社会課題の解決を目指して活動しております!

目次
閉じる