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ヴィーガンの世界から考えてみる「SDGs」

こんにちは。LOVST TOKYOの唐沢です!
突然ですが皆さんはSDGsという言葉をご存知でしょうか。またどこかで聞いたことがありますか?


SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2015年9月の国連サミットで採択され、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標のことです。

この持続可能な開発とは、環境を破壊し続けることなく、人びとの消費を支え続けられる世界にするという意味です。消費活動の中で資源を使い果たし環境を回復できないほどに破壊してしまうと、将来の世代が生活をするために必要な資源を得られなくなってしまいますよね。

そこでこの持続可能な世界を実現するため、貧困・飢餓・紛争・教育の質や男女格差などのほかに、貧富格差・気候変動や自然災害・エネルギー問題・生物多様性の喪失などといった複雑な問題に取り組むための指標を具体的に示したのがこのSDGsなんです。

今日は、このSDGsを「ヴィーガン」の観点から考えてみたいと思います。

目次

SDGsとは? 日本のSDGs(エス・ディー・ジーズ)

まず、日本のSDGsに関してみてみましょう。日本では、SDGs関連に9億ドルの支援、30億ドルの取り組みを推進すると行っています。(日本円にして合計約4000億円を投資) もちろん、多くのものがこれまで取り組んでいたものを改めてSDGsの枠組みで表現しなおしているのだと思いますが、首相自らこのような宣言をすることは大変意味があり、日本が今後SDGsに前向きに取り組んで行こうという姿勢を表しているものだと言えるでしょう。

また、SDGsに関して政府主導でいろいろな取り組みが行われています。2019年年初に発表した「SDGsアクションプラン2019」に沿って代表的なSDGsアクションプラン2019の骨子は以下の3つです。

  1. SDGsと連携する「Society(ソサエティー)5.0」の推進
  2. SDGsを原動力とした地方創生、強靭かつ環境にやさしい魅力的なまちづくり
  3. SDGsの担い手として次世代・女性のエンパワーメント

1は経済やビジネスの観点から、2は地方創生の観点から、3は女性活躍推進、高校無償化、高齢化など主に人にまつわる観点から推進されているようですね。

参考:https://imacocollabo.or.jp/


ヴィーガンとSDGs

では次に、「ヴィーガン」と「SDGs」について考えていきましょう。ヴィーガンとは「完全菜食主義者」と訳されることが多く、肉・魚・卵・乳製品などの動物性食品を食べない・搾取しないライフスタイルのことです。

ここでは「ヴィーガン(ヴィーガニズム)」とSDGsとの相関性ついて、次の「農耕と土地」、「使用水量と水の汚染」、「森林保護と土壌炭素」、「温室効果ガス排気量 」、「ゴミ排出量と倫理観」観点でそれぞれ考えてみたいと思います。

「農耕と土地」

世界全体で家畜の飼育のために使われている土地の面積(肉、魚、卵、乳製品のために使用される農耕地)が占める割合は、全体の83%にもなります。人間の食用レベルの食糧7億トンが、毎年家畜の餌になっています。今のペースで行くと、2050年までに世界人口は約100億人に達するため、これだけの数の人々を食べさせるための動物性食品用の家畜を飼育できる土地は、その時もう地球にはほとんど残っていないと言われていますね。

つまり世界中で人々が食べていけるようにするためにも、植物性食品へのシフトの重要性を強調することが、さほど遠くない未来に向けての実行可能な解決策となるのかもしれません。

「農耕と土地」
15.陸の豊かさも守ろう


使用水量と水の汚染

畜産業界は、牛肉1kgを生産するのに約13,000リットルの水が使用されるが、トウモロコシは、同量を生産するのに約500リットルしか必要としないというのをご存知でしょうか?

また、畜産の飼料用作物に含まれる害虫や抗生物質、ホルモン、肥料が生活用水に流れ込むことで、魚類やアオコが生きられなくなり、最終的には淡水の環境破壊につながっているようです。

畜産業が世界の水質向上に大きな影響を及ぼすことは言うまでもありませんね。

ちなみに、ほとんどの開発途上国では、動物の未処理の糞尿が人間の飲料・洗濯・入浴に使用される水にも入り込んでしまっているという話も、、、全ての人々が安全で安心できる水資源を確保できるようにできることから取り組んでいきたいです。

「使用水量と水の汚染」
6.安全な水とトイレを世界中に


 

「森林保護と土壌炭素」

毎年世界中で、パナマの国土(約7万5000㎢=日本の総面積の20%ほど)に近い面積が森林伐採によって失われてているのを知っていましたか?

上の「農耕と土地」でも述べましたが、こうした森林伐採の大半は放牧するために必要な広大な土地開拓によるものです。また、それによって気候変動が加速し、現在、世界の森林の土壌炭素貯留量は45%に減少していると言われています。

炭素は、樹木などの植物によって地上、落ち葉や枯れ木によって地面、植物の根や土壌によって地中に貯留されているので、動物の代わりに植物を育てれば、栄養に満ちた土壌を丸裸にする代わりに、それをより豊かにでき、土壌に回復力を与えられるのではないでしょうか。

食肉の需要を抑制することが陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の推進、森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および回復、ならびに生物多様性損失の阻止につながっていくのかもしれませんね。


温室効果ガス排気量

農場排気、すなわちメタンガスの放出は、全世界の温室効果ガス排気量全体の14.5〜18%を占めると言われているのご存知でしょうか?

家畜の餌やりから運送、そして冷蔵まで、畜産業にかかわるあらゆる場面で大量の資源が必要になります。

気候変動の危機を緩和するには、エネルギー資源をより効果的に保護する必要があり、天然資源を大量に要する家畜の生産は見直しが必要だと思います。

温室効果ガス排気量
13.気候変動に具体的な対策を

ゴミ排出量と倫理観

家庭からでるゴミは年に約57万トンであるのに対し、家畜から排出されるゴミは、鶏が5千万トン、豚が150万トン、肉牛が10万トンということをご存知でしたでしょうか?

世界全体を見ると、120億トン近くのゴミが動物から排出されているようです。

菜食主義を実践するかどうかは個人の選択の自由であり、人によっては健康面に生活に大きな変化をもたらす可能性も否めないのかもしれません。ただ、一番大切なことは食料を無駄にしないこと、必要以上に欲しない(食べ過ぎない)ことだと思います。

世界では、全人口76億人のうち9人に1人、約8億2100万人が飢えに苦しめられているという事実を踏まえて、
生産された食品の3分の1あまりが捨てられてしまっている先進国に住む我々のあり方を見直すべき必要がありあそうですね。

ゴミ排出量と倫理観
2.飢餓をゼロ

参考:https://www.vogue.co.jp/lifestyle/article/2019-12-13-veganism-could-save-the-planet-cnihub

SDGsとLOVST TOKYO

では最後に、LOVST TOKYOのサービスもSDGsの観点で考えてみたいと思います。

ブランド事業

日本で初めて植物由来のヴィーガレザーに特化したアイテムを展開する私たちのブランド「LOVST TOKYO」には、「愛(LOve)を持ってヴィーガン/多様 性(Vegan/Variety)な考え方を一番(1ST)に尊重できる文化をTOKYO(東京)から発信していく」というメッセージを込めました。

また、 「アップサイクルから始まる、巡りの良い暮らし」をコンセプトに、動物にも環境にも配慮されている素敵なアイテムを提案していくことで、消費における罪悪感により添いながら、少しでも多くの人々が、自然と調和したライフスタイルに関する情報と意識を持てるように私たちの想いを共有できればと思っております。

そして、今後は売って終わりの一方通行型(リニア)ではなく、プロダクトライフサイクルの末端まで責任を持つ(サーキュラー型)の事業展開を目指した取り組みを積極的に進めていきたいです。

プライベートブランド
12. つくる責任 つかう責任

「ヴィーガン」と「SDGs」まとめ

今回はSDGsの基本を整理し、「ヴィーガン」を「SDGs」の観点で考えてみました。

私たちはアニマルフリーな素材の使用に留まらず、持続可能な社会へ向かって「ヴィーガン」のような選択肢を今後も尊重していきたいと考えています。また、まだまだ持続可能な社会に向かって具体的に何をしていけば良いのかわからないという方々へ、自分たちらしく新しいライフスタイルのヒントを届けていきたいです。

それでは今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

LOVST TOKYO代表 唐沢海斗

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この記事を書いた人

唐沢のアバター 唐沢 代表取締役

1991年⽣まれ、栃⽊県出⾝。⽶国にある州⽴⼤学を卒業後、⼤⼿⼈材派遣会社に勤務。「ヴィーガン」を受け入れられなかった自分の原体験から、(LOVST TOKYO)ラヴィストトーキョーを創業し、多様な価値観の浸透を目指す。

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