LOVST TOKYOをご存知の方も、初めましての方もこんにちは!
「LOVST TOKYO(ラヴィスト トーキョー)」は、廃棄りんご由来の「アップルレザー」を始め、フルーツと野菜をアップサイクリングしたプロダクトを展開するライフスタイルブランドです。
この記事では、2月22日(火)猫の日からスタートする第三弾クラウドファンディングについてと、プロジェクトにご協力いただいたNPO法人・SPAの代表・斎藤鷹一(さいとうよういち)さんのスペシャルインタビューをお届けします!
寄付型クラウドファンディング「Apple Meow Collar」
今回、「Makuake(マクアケ)」でリリースするのは、廃棄りんご由来のアップルレザーを用いた猫の首輪「Apple Meow Collar(アップルミャウカラー)」。ブランド1周年を記念して、初のペットアイテムを開発しました。
そして、今回のプロジェクトは寄付型クラウドファンディングとなっています。売上の10%を販売プランに応じて、東京・大森にある保護猫、保護犬のシェルター&譲渡施設「SPA(Society for the Protection Animals)」さんに寄付させていただきます。寄付金は、保護猫の餌代や猫砂の購入に使用される予定です。
「Apple Meow Collar」のご購入を検討いただいている方の中には、寄付先がどんな施設で、どんな理念で運営されているのか、気になる方もいらっしゃると思います。そこで今回は、弊社の唐沢がSPAの代表を務める斎藤さんにお話しを伺ってきました!
幸せになる子達に「かわいそう」という言葉は似合わない
斎藤鷹一(さいとう・よういち)| NPO法人「SPA」代表理事。23歳までプロ格闘家として活動後、日本の犬猫の殺処分についての現実を目の当たりにしたことをきっかけに、アメリカやイギリスにて保護施設の運営について学ぶ。2019年に、保護猫や保護猫のシェルター&譲渡施設としてSPAを立ち上げ。引き取り後も、獣医やトレーナー、トリマーなどに相談できる手厚いサービスが話題。
——今日はよろしくお願いします! まずは、完成した「Apple Meow Collar」についてご感想をお聞きしたいです。
斎藤:可愛いです! 裏側のコルクレザーの肌触りがすごく良いですし、猫ちゃんも違和感なく着けられると思います。
——よかったです! 今日お店に初めてお伺いしたのですが、店内がとても綺麗で、温かみのある雰囲気に驚きました。
斎藤:日本では、保護施設にまだまだネガティブなイメージをお持ちの方も少なくないと思います。もっと身近な存在に感じて欲しいと思い、ペットショップのように誰でも気軽に入りやすい店構えにしました。ここで暮らす動物達が少しでも過ごしやすく、可愛く見える環境を整えています。
——保護施設にいる動物たちって何だかちょっと「かわいそう」なイメージがありました。でも、SPAにいる子達はとっても穏やかで幸せそうですね。
斎藤:ありがとうございます。確かに、うちに来るまでは大変な思いをして、かわいそうな子だったかもしれません。でも、これから新しい家族に出会って幸せになる子達に「かわいそう」という言葉は似合わない。僕たちは情に訴えるような譲渡はしません。
——なるほど。でも、きっとかわいそうだから保護動物を引き取るという考え方の人も少なくないですよね……。
斎藤:そうですね。実際にお客様より、「ここにはかわいそうな子がいないから、他の施設で引き取ることにする」とご意見をいただいたことがあります。それは決して悪いことではないし、確かにそこから繋がっていく幸せもあると思うので、僕たちは僕たちのやり方で一匹でも多くのワンちゃんや猫ちゃんを笑顔にしていきたいです。
新しいペット文化を構築していきたい
——SPAには、毎月どのくらいの猫ちゃんがやってくるのでしょうか?
斎藤:10〜15頭くらいですね。持ち込みや各都道府県の保健所、保健所から殺処分前に引き取った地方団体からお預かりすることもあります。
——どのくらいの期間、SPAで保護するのでしょうか?
斎藤:新しい家族が見つかるまでです。うちは、毎月お迎えした猫ちゃんの数だけ譲渡することができているので、大体1ヶ月くらいでみんな卒業していきます。
——譲渡までのスパンが早くて驚きました!
斎藤:少しでも多くの子が新しい家族に出会えるように体制を整えています。例えば、SPAの公式アプリでは施設に新しく仲間入りした子をチェックできたり、来店前に気になる子とビデオ通話をしたりすることも可能です。
——すごい、来店前に色々と知れるのが嬉しいですね。
——でも、中にはSPAさんに来てすぐ譲渡するのが難しそうな猫ちゃんもいそうですが……。
斎藤:そうですね。施設にやってきた時点では、何らかのトラウマがあって人間を怖がる猫ちゃんもいます。そういった子には、長期戦を覚悟して少しずつ歩み寄る努力をしています。
——具体的には?
斎藤:猫ちゃんにも感情があるという前提で接するようにしています。「この子は大変だな」と思って、餌をあげることをただの作業にしてしまうと、それが猫にも伝わってしまうんです。だから、「大丈夫。君のこと信じてるよ」って、語りかけながら愛情を持って接しています。そうすると、だんだんと心を開いてくれるんです。
——素敵です。だから、ここで暮らす猫ちゃん達は幸せそうなんですね。最後に、斎藤さんがSPAを通して実現させたい今後のビジョンをお聞きしたいです。
斎藤:ペットショップのように、いつでも気軽に来れる保護施設のかたちを日本でもポピュラーにしていきたいです。新しい家族を迎えたいと思ったときに、選択肢として当たり前に保護施設が思い浮かぶ。そんな新しいペット文化を構築していくためにも、同様の施設をもっと全国に増やしていけたらと思っています。
——斎藤さん、ありがとうございました!
「Apple Meow Collar」の販売を通し、たくさんの猫ちゃんとワンちゃんが新しい飼い主さんのもとで幸せに暮らすまでのお手伝いができれば嬉しく思います。
ぜひ、暖かいご支援のほど、よろしくお願いいたします!
<クラウドファンディング詳細>
販売期間:2022年2月22日(火)〜3月31日(木)
購入先URL:https://www.makuake.com/project/lovst-tokyo3/
販売価格:5,622円(税込)他 ※プランによる
※Makuakeページは販売開始から閲覧可能になります。