今回のLOVST MEDIAでは、9月17日(土)に行われたLOVST TOKYO主催のイベント「Bar MEGURI」のレポートを掲載。イベントに参加してくださった方も、そうでない方も、当日の様子を楽しんでご覧いただけると嬉しいです。
ドリンク片手にバースタイルで楽しむイベント
このたび実施したイベント「Bar MEGURI」は、よりよい未来の実現のために、サステナブル・ヴィーガンのライフスタイルを送っている皆さんが、日々感じている「モヤモヤ」について、ドリンク片手に気軽に話せる場をつくりたいという想いから企画したイベントです。
イベントの会場になったのは、六本木にある「um Cafe」。運営メンバーであるヴィーガンモデルのMiyuさんのご協力のもと、当会場でのイベント開催が実現しました。
当日は、照明を落とし、おしゃれなバー風の雰囲気の中イベントがスタート。参加者には、ウェルカムドリンクとして、りんごにちなんだカクテルやソフトドリンクが提供されました。
LOVST TOKYOってどんなブランド?
イベント冒頭では、代表・唐沢から「LOVST TOKYO」とはどんなブランドなのか、ブランド創設に至る経緯や、大切にしたい想いを共有しました。
「なぜアップルレザーなのか?」という話の中では、「動物にも環境にも配慮した選択肢」として、石油系樹脂の使用量を20%~30%ほど抑えることができる「アップルレザー」にたどり着いたと説明。ヴィーガンファッション市場が拡大する中で、ただ「動物性の素材を使わない」だけではなく、より良い選択肢として「アップルレザー」が存在するという話に、参加者の多くが「なるほど」と、深く頷いていました。
続いて、ブランドとして同じ目的意識を持つ仲間に「成功体験」を積み重ねてもらうために、「ポジティブな罪悪感を大切にしたい」という話に。このあまり聞きなれない「ポジティブな罪悪感」というワードについて掘り下げるために、まずは日頃の「モヤモヤ」を参加者同士で共有することになりました。
消費にまつわるジレンマ「どんなときにモヤっとする?」
早速ランダムに決められた4〜5名のグループに分かれて話し合いがスタート。各グループには、下記の議題が投げかけられました。
テーマ「消費にまつわる罪悪感やジレンマ」
・サステナブルな生活を送る中で、どんなときに「罪悪感」を感じる?
→なぜそう感じるようになったか、きっかけは?
・その罪悪感にどう対処してる?
→ 日頃の向き合い方は?
→共感してもらえずフラストレーションを感じることはある?
・チーム内で出たどの罪悪感に一番共感する?
→ どうして自分がその罪悪感を一番大切にしていきたいか?
→その罪悪感と向き合いながら、今後どうしていきたいか?
議論がどれくらい盛り上がるのか?と心配していた運営チームでしたが、開始と同時に活発な話し合いが行われている様子が見られ、参加者の多くが日々「消費にまつわる罪悪感」と向き合いながら過ごしているということが感じられました。
議論が盛り上がる中、時には時間が足りずに話し合いを延長する局面も。後半には、他のグループへ話し合いの内容を共有するために、グループ内で出た内容をホワイトボードを用いながら整理していきました。
各グループで出た意見を共有
グループワークの締めには、各グループの代表が話し合った内容を他のグループに共有。「プラごみを出してしまったとき」「フードロスを出してしまったとき」などに罪悪感を感じるが、そのせいでバーンアウトしないために「無理をしない」「できる範囲で楽しみながらやる」という意見が各グループで共通して聞かれました。
一方、「お洋服をリペアしながら着ている」「ヴィーガンのライフスタイルを送っている」といった参加者の意見に、新たな発見を見い出し、「今回初めてその考え方に触れたが、自分も少しずつでも実践していきたい!」という声も。
参加者の皆さんにとって、共感と新しい発見があった話し合いとなったようです。
改めて「ポジティブな罪悪感」とは
話し合いを経て、それぞれが抱く「罪悪感」へ向き合い、理解が深まった様子。そこで改めて、代表の唐沢から、LOVST TOKYOが考える「ポジティブな罪悪感」についてお話ししました。
LOVST TOKYOでは、それぞれが抱く日頃の「モヤモヤ」を、「決してネガティブな感情ではなく、地球にも動物にも優しい選択をしたいあなたが、生活をする中で抱く社会にとってポジティブな罪悪感」であると定義しています。
そして、その「ポジティブな罪悪感」を大切にしていきたいという想いから生まれた、ショップの運営方針「ポジティブな罪悪感5ヶ条」。
改めて、それぞれが抱く「ポジティブな罪悪感」に寄り添うショップ運営を行なっていきたい、という決意をお伝えしました。
グループワークの記念に写真撮影
今回のイベントで、偶然同じグループになった参加者たち。ディスカッション後は、それぞれのグループで記念撮影を行いました。
一人で参加したという方も多い中、最後にはすっかり打ち解けている様子に、運営チームも思わず笑みが溢れる瞬間でした。
ドリンク・フードを楽しみながら歓談
グループワーク終了後は、ヴィーガンフードをつまみながら、ゆったり歓談の時間。オリジナルカクテルなどのドリンクを楽しみながら、思い思いに交流をしていました。
さらに、今回のイベントでは特別に、どこよりも早く新作をお披露目。今までにない新しいデザインのお財布やトートバッグに、「かわいい!」の声が寄せられました。
そして、会場には新作の「Apple Samael Wallet」をはじめとした新作が当たるくじ引きも。あたりを引いた時には歓声が上がっていました。
「モヤモヤ」を共有できる場所づくり
あっという間に時間は過ぎ、2時間に及ぶイベントは終了。お土産の「ヴィーガンアップルジャム」が配られ、名残惜しそうにその場を後にする参加者の姿が印象的でした。
また、イベント終了後には、多くの方が「初めて会う人たちと、色々な話ができて新鮮で楽しかった!」と運営チームに声をかけてくださいました。
私たちが当初目的としていた、“よりよい未来の実現のために、サステナブル・ヴィーガンのライフスタイルを送っている皆さんが、日々感じている「モヤモヤ」を、ドリンク片手に気軽に話せる場”が実現されたことを感じ、非常に嬉しく思う瞬間でした。
今後もイベントを実施していきます!
今までにないワークショップ形式で実施したイベント。参加してくださった皆さんのおかげで、無事に素敵な時間をつくり上げることができました。
今後も、ユーザーの皆さんに楽しんでいただけるイベントを随時企画していくので、楽しみにお待ちいただけますと幸いです。「こんなイベントやってほしい!」といったご意見があれば、ぜひお気軽にお知らせください。
改めまして、このたび参加してくださった皆さま、本当にありがとうございました!