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ラヴィストトーキョー株式会社

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素材コラム第四弾「リンゴから生まれた新素材、アップルスキン」

リンゴから生まれる新素材

イタリアのFrumat社が開発した、産業廃棄物であるリンゴの皮や芯の部分を加工してレザー調に仕上げた新素材「アップルスキン」。アパレル商品に留まらず、すでに海外では家具や車内シートなどにも用いられ注目を集めている。今回はそんな汎用性の高いアップルスキンの特徴をご紹介していきたいと思います。

第三弾で紹介した「ピニャテックス」という、パイナップルの葉の繊維を有効活用した素材と同じように、本来廃棄されるだけであった農産物から、新たに価値を生み出した革新的な新素材です。非動物犠牲で資源を有効活用した、環境に優しい「アップルレザー」は、いったいどのようにして生まれたのでしょうか?

アップルレザーの始まり

産業廃棄物を有効活用「最初は紙から…」

apple paper

「アップルレザー」は、2004年イタリア北部の世界でも有数のリンゴ産地の果樹園から生まれました。CEOのハンネス氏自身はVeganではありません。もともとこの素材の開発を始めたのも動物の犠牲をなくすためではなく「食品加工業から大量に廃棄される産業廃棄物を有効活用したい」との思いからでした。そこでまず最初に開発されたのが、レザーではなく紙。アップルペーパーです。

アップルペーパーの作成に成功して以降、クラフト紙やティッシュ、トイレットペーパー、キッチンロールなどの様々な製品化を実現。

apple paper

 アップルペーパー成功後の次の試みとして、彼らは植物性の接着剤の研究開発へと着手し始めました。しかし、この研究は失敗に終わり、製品化を断念します。

失敗は成功の母「ついにアップルレザーが誕生!」

接着剤の研究は失敗に終わってしまいましたが、その研究時に得られたものの改良を重ねるうちに、ある製品が作り出されました。それが現在の「アップルスキン」です。

アップルスキンの魅力

apple leather

生産過程

「アップルレザー」は廃棄物となるリンゴの皮や芯を再利用して生産されていルコと、また元々リンゴの生産が世界的に見ても多い地域での生産だったことから、原料の輸入などは必要ありません。「アップルレザー」生産において、原料の調達から製造までを非常に狭い範囲で完結することができるのです。また、廃棄物だったものから価値を生み出すことで、環境に優しいだけでなく経済活動にもプラスの影響を与えています。

素材 

「アップルスキン」はリンゴの繊維20-50%、ポリウレタン50-80%で構成されています。単に見た目がレザーに似ているというだけではなく、レザーと非常に似た性質を持つことから「アップルレザー」とも言われています。

見た目・質感がレザーに近いだけではなく、アップルスキンは「耐水性」にも優れているため、天然皮革の代用品として非常に魅力的な素材であるということが言えます。これらの優れた性質を活かし、現在ではバッグやシューズだけでなく、家具やインテリアなど幅広い範囲で用いられています。

「アップルレザー」を使ったドレス

apple leather

「アップルレザー」を使ったソファー

apple leather

まとめ

apple leather

いかがでしたでしょうか?「最初は紙からのスタートだった」「研究の失敗作から生まれたもの」など意外な点があったのではないでしょうか?

 アップルスキンが製品として実用化されたのはつい最近の2015年。現在はまだ馴染みのない素材ですが、今後さらに研究が進み、アップルスキンを使った実用的な製品が開発されていくでしょう。そして、私たちLOVST-TOKYO INC.でもそんな新素材の普及を目指し、日本で唯一のアップルスキン正規取り扱い代理店となりました。アップルスキンを使った商品開発のご要望等ございましたら、是非一度ご連絡ください。→アップルスキンの取り扱いについて